平成16年6月27日は婦人部会合の日。祭礼当日の補給物資を決定する重要な会議。
婦人部担当兼web担当の私としてみれば、取材しないわけにはいかない。当然あらかじめ取材で伺うことは、機関銃のようなしゃべり口で細かい段取りまで決めずにはいられない比較的長身のA婦人には伝えたはずだ。会合は13時から御油公民館だから、13時半頃にお邪魔することは既に伝わっていたと思う方が自然である。なぜなら一つ屋根の下で暮らしている仲なのだから・・・。
しかし!そんなことがどうしたというのだ。
御油公民館の第2会議室の扉を丁寧にノックして、「お邪魔します。」と低姿勢で進入した私目に対して、その比較的長身のA婦人は、
「タイミングが悪いわネェッ#」
と吐き捨て、それまでと全く同じ調子で、しかも資料に落とした視線を変えようとせずに説明を続けたのだ。
3回が限度だった。
2回目まで逆光さえも気づく余裕がなかった。
シャッターと同調する幾分かわいらしいデジカメの効果音が聞こえているはずなのに・・。
全員の視線が資料から外れることは最後まで無かった。
たった数回の婦人部会合で、ここまで強固に組織化されていたとは!
「お邪魔しました」の一言がぁ・・、言えなかったたタタタッ。