平成16年8月1日午後1時から、婦人部は来週の祭礼に向けて最終打合せを御油公民館で開催した。この最終打合せは、各班および担当へ振っていた補給物資の発注・段取り状況等を全員が把握し、それをタイムスケジュール上で確認する重要なもの。各部員の役割が時間線で結ばれて、当日の動きがイメージできるのだ。
婦人部担当兼web担当の私は、前回(6月27日の婦人部会合)味わった苦汁だけはもー勘弁という思いだった。
「1時間以上後に行こう。」
こうすれば、集中する時間帯を外して、多少は相手にしてもらえるだろう、と考えた。
恐る恐る入室してみると、明らかに前回と雰囲気が違う。
そして、 なにやらゴソゴソしだしたA婦人から、
「お茶をどーぞ」
照れ隠しなのであろう、比較的大き目の高い声が響いた。
しかし、強調されると、早く飲みなさい。そして、さっさと行きなさい。などと、変に勘ぐってしまうものだ。やはり、あまり居心地のいいものではない。そういえば、この前行った眼鏡屋では、購入の手続きが全て終わり、帰る直前にお茶が出た。
すし屋のアガリもしかりだ。
しかし、ここでは入室して30秒足らずでお茶が出た!
「写真だけ撮って立ち去ろう」、という結論はレジスターの銭函がチーンと飛び出すかの如く即座に脳幹反射した。
でも、お茶が出れば多少は気持ちもやわらぐ。
「お邪魔しました」、と元気な声が出せました。