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平成16年4月4日
  雨

祭礼用の松明作りが始まる


  祭礼のクライマックスに無くてはならないのが松明。平成16年の御油神社祭礼用の松明作りが4月4日の午前9時から岡田工業の敷地内で始まった。当日はあいにくの雨にもかかわらず、みやく会の有志が大勢集まった。屋根付の作業スペースのため雨の影響はほとんど無く、むしろ電動工具等の備品を借用できたことで効率の良い作業が可能となった。

 松脂を一杯に含んだ松材は予想以上に硬く、斧を打ち込んでもびくともしない。慌てて電動工具のお世話になったのだが、ヤニが滑りを悪くする。丸ノコやチェンソーの歯はなかなか木材の中に入っていかない。開始当初は、作業効率の低さに一同困惑していた。
 会長の発案で、木片で楔を多数作成し、これを割れ目に打ち込む方法をとると、電動工具で付けた割れ目をきっかけに、みるみる材が裂けていった。午前中いっぱいの作業の後半には、ほぼコツをつかみ、予定の作業量を確保できた。

 松明作成委員長で、岡田工業次期社長候補の岡田氏は、本日の作業が後半で劇的に効率化されたことに大変満足した様子で、作業終了後に次のようなコメントを残した。
「本日はありがとうございました。この調子で松明作りをがんばりましょう。次回は4月25日になりますが、この日に全ての材を松明用に仕上げます。」

 本日で達成した作業量は、多く見積もっても全体の1/4程度である。もし4月25日に作業が完了すれば、予定した日程を半分も前倒ししてしまうことになる。岡田氏の野生の勘がこのような発言に結びついたのか、もしくは我々作業員を一種の暗示にかけて作業効率の更なる向上を図ろうとしたのか、はたまた作業予定を全く把握せずに当てずっぽうに発言してしまったのか・・・。いずれにしても、4月25日は岡田氏にとって次期経営者としての手腕が試されることになりそうだ。

>>松明作りへ

 

 

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